【ピザ】王道イタリア料理の歴史を辿る！マルゲリータの誕生秘話まで

こんにちは。げんです！

今回もあらゆるモノのはじまりを深堀していきましょう。

今回のテーマは、「ピザ」

デリバリーと言えばの代表格ピザ！皆さんもおうちパーティなどで、ピザを注文したことあるのではないでしょうか？私もコロナ真っ只中の時は大変お世話になりました！

そんな日本でも大人気のピザですが、その起源や名前の由来、そして日本へ伝わった経緯など知っているでしょうか？

今回はそんな「ピザのはじまり」を一緒に見ていきましょう！

ピザのルーツを辿っていく

まずはピザの元祖から辿っていきましょう。

ピザの元祖は、なんと紀元前3000年頃の古代エジプトには存在していました！

当時の人たちは、小麦粉と水を混ぜて発酵させたパンを石の上で焼いていたんです。これが今でいう「フラットブレッド」で、ピザのご先祖様みたいな存在にあたります。

さらに、古代ギリシャでは「ピラコウス」という名前で、ハーブや玉ねぎをのせて食べていました！これもかなりピザっぽいですよね。

イタリアで進化してナポリピザが誕生！

16世紀ごろのイタリアでは、フォカッチャに似た生地にニンニクやラードをのせたシンプルなピザが食べられていました。そこへ南米から伝わった「トマト」が加わったことで、一気にピザらしいピザになりました。

この誕生した地こそがナポリなんです！

1830年にはナポリに世界初のピザ専門店「ブランディ」がオープン。ここから「ピッツェリア」というピザ専門店の文化も生まれました！

王道マルゲリータの誕生

1889年、イタリア王妃マルゲリータがナポリを訪れたとき、現地のピザ職人ラファエレ・エスポジトが、マルゲリータ王妃に献上したピザが「マルゲリータ」のはじまりです。

トマト・モッツァレラ・バジルでイタリア国旗をイメージしたそうです。王妃がこれを気に入って、そのまま「マルゲリータ」って名前になったんだとか！

これにより、ピザは貴族階級までに広まり、イタリア国内で一気に広まりました。

全世界へ渡航！

イタリアで人気になったピザは、いよいよイタリアを旅立ちます。

20世紀、イタリア系の移民の影響で、まずはアメリカへ渡ります。

イタリア系移民のジェンナーロ・ロンバルディさんがニューヨークでピッツェリア（ピザ専門店）を開店しました。

開店してしばらくは移民の人たちの食べ物でしたが、第二次世界大戦後、イタリアに駐留したアメリカ兵がピザを持ち帰ったことで、アメリカ全土に広がりました！

その後は、シカゴの厚焼きピザや、デトロイトの四角いピザなど、アメリカらしいスタイルがどんどん生まれていき、アメリカ独自の進化を遂げました。

いよいよ日本にも到来！

そして、ピザの大旅行は、日本までたどり着きました。

最初にピザが提供されたのは、1944年の神戸にあるイタリア料理店だそうです。

ですが本格的に知られるようになったのは、1954年に六本木で開店した「ニコラス」がきっかけ。日本初のピザ専門店といわれています。

その後、1985年に恵比寿に日本初の宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」が上陸して、宅配ピザという新しい文化が広まりました！

ドミノ・ピザは、アメリカ発のお店ですが、日本独自のお餅や明太子、マヨ系、照り焼きチキンまで、いろんな種類のピザが誕生しました！明太餅チーズ美味しいですよね。

さらに今では、冷凍ピザやファミレスでも安価で食べることができるようになり、日本全国で大人気を博しています！

まとめ

今回は「ピザ」のはじまりについてみてきました。

古代エジプトからイタリア、アメリカ、日本へと大旅行をしてきた、世界的に人気な料理ということが分かりました。

あなたはどんなピザが好きですか？

私はこの上の写真にある「クワットロ・フォルマッジ」が大好きです！4種のチーズがたっぷりかかって、はちみつなどをかけて食べるピザです。マジで美味しいので食べたことない方は是非一度ご賞味ください。

それでは、またお会いしましょう。以上、ピザのはじまりについてでした。