【バドミントン】起源や名前の由来とは?ただの羽根付き遊びが競技化した経緯

こんにちは。げんです!

今回もあらゆるモノのはじまりを深堀していきましょう

今回のテーマは、「バドミントン

現在、世界中で親しまれているスポーツ、バドミントン。スピード感と躍動感があって、オリンピック競技としても人気ですね。実は試合中の最速記録は400km/hを超えてきます。野球は160km/hが速いと言われていますが、その倍以上のスピードで迫ってくると考えるとプロ選手の反射神経には頭が上がりません。

今回はそんなバドミントンの起源や、名前の由来について、紹介します!

こんな疑問を解決するよ

  • バドミントンのはじまりとは?
  • バドミントンの意味とは?
  • 日本に普及したきっかけとは?
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それではさっそく「バドミントン」のはじまりへ!

バドミントンのはじまりって何?

バドミントンの起源には諸説あります。古代ギリシャや中国、インドの遊びには、手や道具を使って羽根のついた球を打ち合うものがあり、たとえば、中国の「毽子(けんし)」や、日本の「羽根つき」などです。これらは、ラケットを使わないものの、羽根を飛ばして遊ぶという点で共通しています。

今回はその中でも特に有力な二つの説に言及していきます。

それが、「バトルドア・アンド・シャトルコック」と「プーナ」です。

バトルドア・アンド・シャトルコックとは?

まずは、イギリスで古くから遊ばれていた、バトルドア・アンド・シャトルコックについて紹介していきます。

18世紀頃に遊ばれていた「バトルドア・アンド・シャトルコック(Battledore and Shuttlecock)」このゲームは、ラケットで、シャトルを空中で打ち合いながら落ちないようにするというシンプルなものです。

「バトルドア」とは、羽子板のことです。形は非常にシンプルで、現代のバドミントンラケットよりもかなり小さく、丈夫な木でできていました。

「シャトルコック」は、バドミントンでも使用される羽根付きのボールです。

直訳は、”羽子板と羽根つきボール“といったところでしょうか。バトルドア・アンド・シャトルコックは、2人以上で楽しむ遊びで、競技性はありませんでした。

しかし、この遊びは、後にイギリスで発展したバドミントンに非常に大きな影響を与えることになります。

プーナとは?

続いて、19世紀インドで親しまれた「プーナ(Poona)」というゲームです。

プーナは、羽根のついたシャトルをラケットで打ち合い、ネット越しにラリーを楽しむ遊びで、現在のバドミントンに非常に近いです。バトルドア・アンド・シャトルコックとの大きな違いは、ネットを挟んで行うことでしょう。

名前の由来は、インド西部の”プネー(Poona)”という町で盛んに行われていたことにちなんでいます。

プーナでは、木製のラケットに、ガチョウなどの鳥の羽をコルクに刺した手作りのシャトルが使われていました。ネットは簡易的に張られ、高さやコートサイズに厳密な決まりはありませんでした。

19世紀のインドはイギリスの植民地だったため、イギリス軍人が駐在しておりました。彼らがプーナをイギリスに持ち帰ったことがきっかけで、現代バドミントンへ一気に変化していきました。

現代バドミントンへどうやって発展した?

イギリスへ帰国した軍人たちは、プーナを持ち帰り、1873年、イングランド・グロスターシャー州にあるボーフォート公爵の邸宅「バドミントン・ハウス」でこのゲームが披露されます。

バドミントンの名前の由来は、この邸宅の名前から来ており、「バドミントン・ハウスで遊ばれていたスポーツ」から、「バドミントン」と名付けられました。

ちなみに、「バドミントン」とは、イギリスの地名です。

そんなバドミントン・ハウスで披露されたプーナは、ラケットの素材やシャトルの精度も改良。コートの広さなど、徐々にルールが整えられていきました。

また、屋外で行われることが多かったこの遊びも、イギリスでは屋内の社交場で楽しまれるようになり、競技としての側面が強まっていきました。やがてクラブや協会が設立されることで、スポーツとして確立します。

バトルドア・アンド・シャトルコックの歴史もあったイギリスには、このようなスポーツは受け入れやすかったのでしょう。

バドミントンが日本に流行ったのはいつから?

イギリスでのバドミントンの成り立ちについて紹介してきましたが、ここからは日本での変遷に着目していきます。

明治時代後期、在日外国人が遊んでいたことがきっかけで広まっていきます。

最初は外国人の間で楽しまれていましたが、やがて外国人が利用していた学校や地域社会でも紹介され、日本人にも認知されだします。次第に学生の間で人気のスポーツとして普及しました。

その後は、1921年には日本初のバドミントン大会が開催、1950年代には日本バドミントン協会が設立されるなど、国内での組織的な発展が進みました。

現在では、オリンピックや国際大会での日本選手の活躍もあり、国民的スポーツの一つとなりました。

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実は大学ではバドミントンサークルに入っており、とても馴染み深いスポーツです。歴史を知るとより一層プレイしたくなりますね!

まとめ

今回は「バドミントン」のはじまりについてみてきました。

  • 「バドミントン」とは、イギリスで発展したスポーツ
  • 「バドミントン」は、イギリスの地名が由来
  • 日本では明治時代後期以降に、バドミントンが広まる

バドミントンのはじまりを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

名前の由来が、ただのイギリスの地名であることは、小ネタ自慢ポイントだと思います。皆さんもバドミントンする際に当記事で知った情報を披露してみてください。

というわけで今日も少し賢くなれましたね。

ここまで読んでくださってありがとうございます!それではまた!

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